テレビ朝日「10万円でできるかな」のテレビ放映のエピソード
昨日、テレビ朝日「10万円でできるかな」の放映があり、ご覧になった方もいるかと思います。
ジョイフルでテレビ朝日のディレクターとばったり出会い、西の原の手作り園庭に興味をもち、ぜひ番組に
取り上げたいとその後幼稚園で2回ほど取材を受けました。
今回滑り台の耐久性をよくするためNFボードに張替え、保護者、教職員で行った場面が出てきました。
保護者、教職員で子どもの育ちを後押し、実践するのがワークショップ(遊具づくり)です。メンテナンスは
ときおりありますが、木製遊具は生き物なのでそれも子どもの教育にとって大事で、危機察知能力も養われます。
既製の遊具でなくなぜ木製遊具か、子どもの育ちにどうつながるか、起伏のある園庭のため体幹が
鍛えられることなどをテレビ局側によく理解していただきました。編集も子どもの挑戦場面を中心によく
編集されていました。西の原を中心に取り上げたいという番組側の熱量がお互い絡み合いました。
今回の子どもの言葉を通じ、自己肯定感や挑戦意欲に満ち、堂々と自分を語れることは今の園庭のお蔭
かもしれません。子どもは正直で我が園は大人の上からの干渉、介入、規制(禁止語など)をなくし、
子どもが判断し、試行錯誤し自己決定するプロセスを大事にしています。
これからの社会はAIや自動化がますます進み、デジタル化が攻勢の時代です。幼少期こそアナログの
遊び、たっぷり遊びこむことを大事にしたいと思っています。
最後に園長のブランコ落下シーンがありますが、大人でもそれほどの難しさです。子どもは大人の想定
を超える力(可能性)があります。