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2024年11月13日(水)

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ビオトープづくり
11月13日(水)2種類のトロ舟ビオトープづくりと生き物のすみかになるエコスタックづくりを全学年で行い、トロ舟内に黒メダカを放流しました。まず現在あるトロ舟のビオトープを生まれ変わらせるためにまず現在の状態を観察し生き物がいるか年長児が確認しました。泥水の中にヤゴ(シオカラトンボの幼虫)を10匹発見、子どもたちはびっくりし、興奮気味でした。子どもたちで水草や泥、石の段差をつくり、水を入れ替える作業を行いました。現在の、泥も有効活用し、古い水草も有効活用、隠れ家となる石の配置もこどもが考えて進めました。新しいビオトープトロ舟は赤玉土を練って泥団子をつくり、トロ舟に敷き詰めました。段差などもうまく作り、水草、石の配置も考えました。最後に水を流し込みました。虫がはいれるような土の階段をトロ舟の側面に設置もしました。
年中児はトロ舟のメダカの隠れ家になる粗朶づくりを行いました。2つのトロ舟に自分の好きな枝を集め、それを紐で結び粗朶が完成しました。その他、ダンゴムシや虫の住みかとなるエコスタックづくりを行いました。みんなで協力して丸太を運び積み重ね、その上に枝や落ち葉を置きました。
年少児はメダカの生態について生態計画研究所の先生から聞き、メダカの習性などについて学びました。その後、飼育ケース内のメダカの観察をじっくり行いました。順番に見ましたがその場から離れられないほど興味津々でした。
最後に年少児、年中児、年長児の園児が雄雌のメダカを半々13匹ずつトロ舟に放流しました。
西の原幼稚園は地域の生態系を意識し、園庭内に生き物(蝶やトンボなど)を呼び込む園庭づくりを今年度から生態計画研究所の先生方のサポートを受けながら進めています。子どもたちが生き物に対する興味関心、尊厳、大切さを十分味わい、科学的思考力、探求心を身につけてほしいと思います。ビオトープが一つのきっかけになればと思います。観察は先生、園児と日々行っていきます。
まずは今日のビオトープづくりの話
網で生き物がいるかすくって調べます
泥や水草を除去します
赤土を団子状態にしてトロ舟に入れます
年長児がバケツリレー、古い水を捨てます
粗朶づくり一人一本の枝を集めます
年少児はメダカ観察に興味津々
年中児丸太エコスタックづくり
年中児が丸太を並べます
園児の代表がトロ舟にメダカの放流をします。
水も澄んできてメダカが気持ちよく泳いでいる姿が見えます