市川学園第2幼稚園についてQ&A
1学年1クラスの少人数の幼稚園ですので、クラスを超えて先生全員で子ども達を見て育てている幼稚園です。また、園バスがありませんので毎日保護者の方々とも対面でお子さんの引き渡しを行い、その日あった子ども達の様子を直接伝えるように心がけています。
このように、保護者の方々とのコミュニケーションも大切にしている幼稚園です。
先生方の朝は8時から始まります。
8時15分から朝礼を行い、その日の連絡事項や1日の全体の流れの確認、各クラスの目標を伝え合います。
8時40分に開門となり、子どもたちが幼稚園に来ます。
9時から保育を開始し14時にお帰りとなります。
(9時~14時までの時間帯の詳細は別頁「1日の流れ」を参照してください)
降園後は、教室や廊下等の清掃を行い、休憩も取りつつ、15時前後から報告会(30分)を行います。(大きな行事の前は、行事についての打ち合わせを行います)
報告会終了後、翌日の保育準備を行い、退勤となります。
先生の人数も少ない(園長、副園長含め専任の先生は合計9名)ため、協力できることはみんなで助け合いながら行っています。
毎日の報告会(30分間)では、お菓子を食べながら和気あいあいとした雰囲気の中で、各クラス当日の報告だけではなく、自分の働き掛けがきっかけで子どもの気持ちが動いた場面やうまく自分の意思が子どもに伝わらず悩んだことなど気軽にアドバイスしあったり、可愛かった子ども達の様子や面白かったエピソードなども自然と会話の中で飛び交います。
学期に一度、懇親会を開催し、親睦を深めています。このように普段から教職員間のコミュニケーションを大切にしており、園長、副園長含めて話しやすい雰囲気づくりを行っています。
また、経験の浅い先生も保育について不安なことや分からないこと、どのようにしていくのか迷う時などは、先輩の先生と気軽に相談しながら進めることができます。
規則や制限は特に設けていませんが、子ども達と一緒に沢山遊べるよう動きやすい服装で保育をしています。また怪我などを回避するため、ピアスなどの装飾品は外しています。
日々の保育で子ども達が歌を歌ったりする時に弾いています。
また、毎月、新しい歌を教えてみんなで歌い、誕生日会では誕生児に歌のプレゼントをしています。
採用試験では、ピアノで1曲弾いてもらいますが、課題曲を課すことはせず、自分の弾きたい曲を自由に弾いてもらっています。(採用の選考基準として、一番重要視しているのは面接です。ピアノは参考程度です)
主な行事は、別頁「年間行事」を参照下さい。
他の幼稚園と違う行事としては、毎年6月に子ども達の自由な発想をもとにお店やゲームコーナーなどを年長、年中の子ども達が自分たちで一から考え製作し、異年齢交流も交えつつみんなで楽しむ「びっくり楽しいパーク」を行っています。
また、専門の講師の先生に来ていただき隣接する広大な中高のグラウンドの自然を活用した、四季折々の「自然あそび」や畑での野菜作りなども行っています。
1学年1クラスです。3学年合計で100名の園児数です。
各クラスの定員は、年少(3歳児)30名、年中(4歳児)35名、年長(5歳児)35名となります。
園バスはありません。徒歩又は自転車で通園される方がほとんどです。
また、附属中高のグラウンドが隣接しており、一部車で登園される方もいます。
(中高のグラウンドに車を駐車することもできますので、車通勤も可能です)
休日出勤は、主に運動会、音楽会等イベントの日のみとなります。(休日に勤務した場合、一部例外を除き原則的には、翌週に代休日を設定しています)
残業については、主として繁忙期(運動会や音楽会前)に勤務時間を長くし、休業中を短い勤務とする「変形労働制」を設定しており、メリハリのある勤務態勢を取っています。
また、毎日の出退勤をアプリ上で打刻する「勤怠管理システム」を導入しており、園全体で勤務時間を意識して取り組んでいます。
原則1年目から担任になることはありません。
1年目は副担任や預かり保育を主に担当してもらい、1年かけて幼稚園に慣れてもらえるよう配慮しています。2年目以降も各クラス2名の先生でクラスを運営(年長は経験豊富な補助の先生がサポートで入ります)しており、一人で悩まず、何でも気軽に相談できる体制を取っています。
また、学期毎に園長・副園長との個別面談を実施しており、園全体で何か困ったことがあった場合、気軽に相談や話ができる環境づくりを行っています。
先生からひと言
市川学園第2幼稚園は、各学年1クラス編成のアットホームな幼稚園です。毎日の教職員報告会では、各クラスの様子(その日にあった子ども達の面白かったエピソードなど)についてお菓子を食べながら(毎日お菓子争奪じゃんけん大会開催しています!)気軽に報告し合うので、クラスを超えて全園児のことを担任の先生が知ることができ、全教職員で子ども達を見ています。年少のみならず、年中も二人担任制(年長は、経験豊かな担任補助の先生がサポートしてくれます)のため、悩みを一人で抱え込まずに毎日担任同士が相談しあえる風土が育っています。
また、園長先生や副園長先生にも気軽に思ったことを相談しやすい環境が整っており、「第2幼稚園で働く全員で、子ども達の良いところを伸ばすために何ができるのか?」を日々みんなで考えています。
私は「指導教諭」という立場でもあるため、後輩の先生が気軽に相談できるよう、相談を受けるだけでなく、「何か悩んでいそうだな?」と私なりに感じた時には、すぐに話しかけてあげることを心がけています。
また、卒園生が「先生遊びに来たよ!!」と会いに来てくれることも多いので、その子の小さかった頃の記憶と成長した姿を重ねながら触れあえた時もこの幼稚園で働けている喜びを感じる瞬間でもあります。学生の皆さんも興味がありましたら、是非私たちの幼稚園に見学に来てください。
私は学生の頃、第2幼稚園で実習をさせていただきました。その時、印象に残っていることは、保育者である先生方が、子ども一人ひとりとの関わりをとても大切にしていることでした。自分のクラスの子ども達はもちろん、他学年の子どもの名前を呼んだり、一緒に遊んでいる姿を見て、クラスを超えて子ども達と先生方が本当に一つになってできている幼稚園だと感じることができました。そのような先生方の姿を見て、「私もこの幼稚園で働きたい!」と思い、この幼稚園を志望しました。
第2幼稚園の一員となった今、子ども達だけでなく、先生方にとっても居心地の良い環境はどのようにして作られているのかを私なりに考えた時、①1学年1クラスの少人数教育、②保育者同士が毎日情報を共有し合える時間、③幼稚園の教職員全員で子ども達を見守る体制、特にこの3つのことに力をいれているからだと思いました。また、子ども達は素直で元気な子どもが多いところも第2幼稚園の良いところだと思います。
私は保育者としての経験が浅いため、上手くいかず悩んだり、大変な事もありますが、先輩の先生方が本当に親身になって一緒に考えてくださり、またやりたいと思ったことをやらせていただけるおかげで私自身も楽しみながら様々な事にチャレンジすることができています。
保育者が元気でなければ、子ども達を元気にすることはできません。良い環境で働けることは保育をする上でとても大切だと考えます。そして、私自身も「もっと子ども達のために頑張ろう!」という気持ちに自然とさせてくれる、そんな第2幼稚園で働くことができてとても幸せに感じています。
学生の皆さんも是非、私たちの幼稚園に気軽に見学に来てください。きっと第2幼稚園のアットホームな雰囲気を肌で感じることができると思います。