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幼稚園教諭を目指す学生の皆様へ

~ 園長から一言 ~

市川学園西の原幼稚園はのびのびとした明るい雰囲気の幼稚園です。広々とした園庭で思いっきりこどもたちと遊び、こどもたちといっしょに楽しめる先生になってもらいたいと思います。幼児期の3年間のこどもの成長は大きく、やりがいもじわじわと出てきます。卒園生をおくりだすときにその気持ちが大きく芽生えます。そのためには、以下の心構えを身に付けてほしいと思っております。
まず、仕事への姿勢として、どんな人の話も素直に聴き、謙虚に仕事に励んでほしいと思います。なんでも与えられた仕事には「はい」と素直に受け入れ、様々なことを何でも吸収していく謙虚さをもってもらいたいと思います。一つ一つ経験したことが、必ず仕事に生きてきます。
「報連相」もぜひ忘れないようにお願いします。何か困ったことがあったら上司に相談し、自分で判断せず前もって連絡し、報告をすることで円滑な仕事の一助となります。時間を置くことで大きな失敗にもつながりますので、自分で抱え込まずに、遠慮なくご相談ください。教職員同士のコミュニケーションを常に大事にしてください。
また、自分を高める革新、進歩が大切です。「固定観念は悪、先入観は罪」とプロ野球の野村克也前監督(故人)の言葉がありますが、常に現状に流されず自分で考え、疑問に思ったら自分の価値観を変えていくこと(柔軟性)も大事です。こどものことを常に思い、理解し、こどもが常に成長するための環境を用意するのが先生の役割です。若い皆様の新しい考え方や知恵も大いに幼稚園で花を開かせて下さい。そのためには、様々な研修(自分の弱さを補強し、現場で活かせるもの等)や他園の見学など研鑽に励んでもらいたいと思います。園は皆さんが学ぶ機会を十分ご用意しますのでどんどん外にでてください。

市川学園西の原幼稚園園長 古賀 一人

市川学園西の原幼稚園についてQ&A

先生たちに、学生だったらどんなことを聞きたい?と考えてもらいました。参考にして下さいね!
  • Q. どのような校風(園の雰囲気)ですか?

    とてもアットホームでのんびりとした自由に遊べる幼稚園です。実際に園で子どもが遊んでいる姿を見ていただくと感じるかと思います。市川学園の建学の理念の「なずな精神」や「第三教育」が生きています。先生方は一人一人をよく見て、個性を発揮できるような支援を行っています。自分で考えて行動できるよう長い目で温かく保育を行っています。徒歩自転車登園の保護者は毎日先生と園の様子や園での子どものエピソードを聞くことができ、バス通園で毎日先生に会えなくても、何か相談事があれば気楽に先生に相談したりできる環境です。

  • Q. 一日の流れはどんな感じですか?

    バス登園と通常の登園(徒歩、自転車、車)があり、朝は先にきた子どもから好きなだけ遊べます。8時から9時まで早朝預かりを行っています。通常登園は9時~9時20分です。自由遊びを10時近くまで行い、その後一斉保育(主活動)が入ります。お昼をはさみ、自由遊びとなり、14時降園となります。

  • Q. 先生たちの雰囲気は?人間関係が気になりますが・・・。

    先生同士何でも相談でき、お互い距離が近く、アットホームです。学年を超えてアイディアなど出しあったたりするなど風通しは良いです。

  • Q. 保育中の先生たちの服装や身だしなみについて規則や制限はありますか?

    規則や制限は特に設けていませんが、子ども達と一緒に沢山遊べるよう動きやすい服装(エプロン、 ジャージ等)で保育をしています。長いスカートやアクセサリーは保育の際、支障が出るので、避けた方がよいかもしれません。

  • Q. ピアノはどのくらいの頻度で弾けばよいですか?

    クラスでの月の歌はあります。こどもと一緒に弾き歌いを楽しんでいただければと思います。誕生会や発表会での演奏など頻度は先生によって違いますので、その状況に応じ、練習など励んでいただければと思います。先輩にいろいろきいて覚える先生もいます。

  • Q. どのような行事がありますか?

    行事は多いと思います。別頁年間行事を参照下さい。西の原独自のふれあい動物園や東京基督教大学の留学生との交流もあります。母の会の企画のおにぎりパーティや人形劇もこどもたちに大人気です。また、園庭整備の一環で園庭ワークショップを教職員、保護者、園児と一緒に手作りの園庭づくりを始めています。園庭を一緒につくることで園への愛着も強くなり、学年を超えて保護者同士の横のつながりも深くなります。

  • Q. 園児数、1クラスの人数は?

    1クラス30名で各学年60名、合わせて180名(年少・年中・年長各60名)となっています。

  • Q. 園バスはありますか?

    2台あります。印西市と一部白井市(6コース)を循環しています。1便は8時半頃、最後の4便は9時半頃に園に到着します。

  • Q. 休日出勤や残業はどれくらいありますか?

    土曜出勤が年数回(土曜参観、運動会、発表会など)ほどありますが、月曜日は振替休日となっています。主として繁忙期(運動会や発表会前)に勤務時間を長くし、長期休業中を短い勤務とする「変形労働制」を設定しており、メリハリのある勤務態勢を取っています。

  • Q. 1年目から担任になる事はありますか?

    原則1年目から担任になることはありません。クラス補助や全体のクラスを経験してもらい、全体の流れを理解してからになります。1年目は、園の様子を理解し、現場に入り他の教職員から学ぶ期間と位置付けています。保育に関わる様々な準備やお手伝いも率先して行っていただければと思います。困ったことがあれば、どんなことでも相談できる環境ですので、遠慮なく先輩に聞いてください。

先生からひと言

  • 2019年度年中担任

    私は自分が幼稚園児の時の担任の先生への憧れがきっかけで幼稚園教諭となりました。私は自由遊びと一斉活動の時間を上手にとっている自園に魅力を感じ、働いています。
    自園は、子どもが考え、遊び込める時間や環境を作っています。例えば、2018年度から園庭設備を行っていることです。既存の鉄製遊具について見直しをし、保護者の方と力を合わせて木製の遊具を作っています。整備をした園庭で遊ぶ子どもたちは心身ともに成長していて、そんな子供たちをすぐ傍らで見ることができるのはうれしくやりがいがあります。また、困っていることがあるとすぐ相談に乗ってくれる先生方に囲まれているのでとても働きやすい職場です。

  • 2019年度 年少担任

    私には今3歳になる子どもがいます。育休からの担任復帰の際、体調を崩したら職場に迷惑をかけてしまうことが心配でした。しかし、先生方がフォローしてくれて育児・家事を両立することが出来ています。また、職員同士で保育内容などの情報交換を常日頃行い、コミニニュケーションをとっています。
    子どもたちが登園してから、全園児で外で遊ぶ時間があり、異年齢同士で関わったり、担任以外の保育者と関わる時間があります。そのため、保育者は一日園児のことを把握したり、子どもたちもクラスの友達以外とも関わりをもったりすることが出来ています。
    毎日一緒に過ごし、子どもの成長を近くで感じることができ、とてもやりがいのある仕事だと思います。若い先生、子育て中の先生、ベテランの先生、様々な経験値を活かして力を合わせながら保育活動をしています。